好きな相手なら。

自分は相手と一緒にいたいのだろう、
少しでも長い間一緒にいたいと思うのだろう。
話すことで自分は満たされるのだろうし
たとえ終電がなくなっても
どーにかなる手段が自分にあるなら、
時間の許す限り…深夜になろうとも
できるだけ一緒にいたいと願うのだろう。

でも相手がもし終電を逃してしまったら
どーにもならないとしたら…？
その場合、自分が話をしたい、一緒にいたいだけで
そういう状況にしてしまったら？
そして、相手は翌日も仕事があるのはもちろん
その日のうちに片付ける仕事があったとしたら？

そんなことを一言たりとも聞かないというのは
「そんなことはどうでもいい」と思っているからだろう。

自分が好きであるということだけで
その気持ちだけを押し通そうとすることが、
また、相手の心情も考えず自分の都合だけで
物事を決めようとするのはいかがなものか？

オレとしたらそういう人間は…知人にいてもいいが、
けして「傍にいて欲しい」とは思わない。

だって…
「私はこうして欲しいの。あなたの気持ちは関係ないの。」
オレ自身のことなんざ考えてもいないような、
（少なくともそう取れる）
そんなヤツといて、オレの心に平穏なんてあるものか。
おそらくは、ないだろう…。

何で、相手にそれを言ってやらないのか？
そう思う人もいるだろうけど…
現にそのとき仕事帰りで、疲れているのは明白で。
明日に先輩の結婚式があることも告げてある。
だから、それ以上のことは相手が決めること。
そこで相手がとった行動でオレは「判断」する。
オレは相手のことをよく知らない。
だからそういうところから相手の人間を見る。
他人って、怖いからね…。

恋愛沙汰って、けしてマイナスだけじゃあないだろう、
でも、そんなヤツもいる。現に。
だから今、オレは恋愛がうっとおしい。
誰かまともな人、いないかなぁ（苦笑）